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うつ病で手が震える・・・「振戦」の原因と対策法

 2017/05/19 うつ病
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うつ病に罹ってしまった人は気分が沈んでしまう事がよく知られています。
しかし、うつ病では気分が沈むという精神的症状だけでなく、手がプルプルと小刻みに震えてしまうことがあります。

うつ病の震え「振戦」

この震えは振戦という名前の症状で、じっとしているとき、動いてる時によっては微妙に表れかたが違ってきます。
不随意運動と言って、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すために起こる症状です。
ストレスや不安、緊張状態が続いた時に手の震えとして症状が出て、日常生活に支障が出るようであれば薬物療法を行います。

私の手の震え

私も一時期手の震えが出ている事があって、心配になって主治医に相談したことがあります。
パーキンソン病などは脳内神経伝達物質のドーパミンが極端に減少する事で発生しますが、手の震えが何か脳の病気なのではないかと不安になったからです。
医師から見ると震えが脳の病気か、精神的なものかは簡単に判別が出来るようで、私の場合は精神的な振戦でした。
手の震え自体は良く観察しないと分からない程度で、妻は気づいていませんでしたが、幼稚園の娘は「パパ、手が震えているよ」と指摘してきました。
なかなか観察力の鋭い娘です!(笑)

心療内科で「手の震えが出ている時に飲むように」と言われて処方された薬はデパスでした。
効果が結構あって、飲むと5分くらいで震えがなくなりましたよ。

大した症状ではなかったので、そんなに気にはしていなかったのですが、半年ほどで症状はなくなっていました。
振戦は、手以外にも足や声が震える事もあります。
大勢の人前で話す時に緊張してガタガタと震えるのに似ています。

場合によってはガクガクとなるだけでなく、ピリピリとした感じも一緒に起きる事もあります。

抗うつ剤の副作用による振戦

振戦はうつ病自体の症状でも起きますが、うつ病を治すために飲む抗うつ剤の副作用でも起きます。

副作用として出る場合は、お薬の飲み始め、または飲む量を変えたとき(増やしたとき)が多いようで、症状を出さないためにも、うつ病の症状を抑えるためにもお薬の量は一定を保つのが理想的です。
抗うつ剤による振戦は薬が効いている証拠なので、震えが起きても2週間程度は様子見になる事が多いです。

うつ病の症状でも、お薬の副作用でも震え自体は生活に支障がなければ放っておいても危険は無いようです。
ですが、もし悩みになってしまっている場合は、簡単な対処法があります。

すぐに試せるかんたんな対処法としては、次のものがあります。

  • 落ち着いて深呼吸を繰り返す
  • ゆっくりとぬるま湯を飲む
  • 薬を同じ時間に服用する

落ち着いて深呼吸を繰り返す

振戦による手の震えは、緊張状態で筋肉が固まってしまうために発生します。
落ち着いて深く深呼吸をする事で、副交感神経を優位にしてリラックスさせる効果があるので、振戦も収まってきます。

ゆっくりとぬるま湯を飲む

体内にある薬の成分を希釈する事で振戦を抑える事が出来ます。
お水よりもぬるま湯の方が早く体に浸透するので、効果が実感しやすいです。

薬を同じ時間に服用する

お薬を飲むのは医師に支持された時間を守ることが重要です。
しかし、飲み忘れたときでも、飲み忘れた分も一緒に飲んだりしてしまうと副作用として症状が出てしまう可能性が高まります。
ちょうど良い量をしっかりと飲むのが大事なようです。
服薬する時間を統一する事で、体内にある薬の成分を一定にする事が出来ます。
間隔が短すぎると、薬の成分濃度が増えて振戦がおこりやすいので、それを防ぐ効果があります。

うつ病以外に震えがある病気

うつ病以外にも手足が震えるといった病気があります。
本能性振戦、パーキンソン病やアルコール依存症などがありますが、一番危険なのは低血糖症になります。
放置しておくと命の危険があるので、注意して下さい。

本態性振戦

高齢で発症すると「老人性振戦」とも呼ばれていて、手の震え以外に症状がなく、原因が分かっていない病気です。
手の震えとしては患者数が一番多く、40歳以上では25人に1人が疾患すると言われています。

パーキンソン病

原因は未だに不ですが、ドーパミンが生成されなくなることで手足が震える、動作が鈍くなる、表情がなくなる、歩行困難になるの症状が出ます。
50歳以上の人に多いですが、若い人でも疾患する人はいます。
治療には抗パーキンソン病薬を基本とした薬物療法を行います。
近年は医学も進んでいて、パーキンソン病に効果が高い治療薬も出来ています。

アルコール依存症

お酒の飲む量を減らしたり、止めた時に出る症状です。
手足の震えだけでなく、全身にけいれん発作が起きる場合もあります。

低血糖症状

糖尿病の人がインスリンなど血糖値を下げる薬を多く飲んだ時に発生する事があり、昏睡状態になるなど命の危険も高い非常に怖い震えです。
冷や汗やあくびなどと一緒に出たら要注意です。

うつ病の震えはそれほど危険ではない

うつ病は治っているかが分かりづらく、気長な治療が必要な大変な病気ですが、治療の途上で起きる症状としては、震えはそれ程危険なものではありません。
ただ、それ自体をあまりにも悩んでしまっては別のストレスの原因になってしまいます。

よくある事として深く悩まずに過ごし、うつ病が少しでも軽くなるように専念しましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。