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うつ病で仕事に行けない3つの理由とは?休職は会社にとっても意味がある

 2017/04/24 うつ病 仕事
この記事は約 5 分で読めます。 1,386 Views

うつ病になると仕事に行けない人が多くいます。

その要因としては3つの事が考えられます。

  1. うつ病の症状自体が辛くて仕事に行けない
  2. 以前と比べて仕事の能力が落ちているので会社に行きたくない
  3. 同僚・上司がうつ病に対して理解がない

です。

うつ病の症状が辛くて仕事に行けない

うつ病の症状として

  • 気分の落ち込み
  • 意欲の低下
  • 倦怠感
  • 焦燥感
  • 睡眠障害

と言ったものがあります。
これらの症状は特に朝方に強く出てくるので、出勤する事自体非常に困難なのです。

以前と比べて仕事の能力が落ちているので会社に行きたくない

うつ病は脳の機能障害であるため、精神的な症状だけでなく、記憶力、注意力、判断力、集中力と言った仕事をこなす上で必要な脳の働きが阻害されてしまうのです。
特にうつ病で機能低下が激しい部位として前頭葉があるのですが、前頭葉の機能が低下すると計画を立てて実行すると言う事が困難になります。

前頭葉の働き

前頭葉の主な働きには、

  • 判断力
  • 意欲
  • 考える力
  • 想像・記憶・学習能力
  • コミュニケーション能力
  • 行動・感情を制御する力
  • やる気
  • 集中力

があります。

この事を理解していないと、仕事がどんどん嫌になったり、会社に行くのが怖くなってしまいます。
例えば、

  • 最近ミスが多くなって上司に怒られる
  • 過去に自分がした仕事内容を思い出せない
  • 仕事で合った人の顔を記憶できない
  • 仕事をする上での手順が分からなくなる
  • 上司から聞いた業務内容をすぐに忘れる
  • 顧客からのクレーム対応の仕方が分からなくなる
  • 電話がかかってくるとパニックになる
  • 一つの仕事を完了させるまで時間がかかるようになった
  • コミュニケーションを取れなくなった

 

と言った事は、脳の機能障害が引き起こしている事で、あなたが本来持っている能力が低いという事ではありません。

同僚・上司がうつ病に対して理解がない

多くのうつ病サラリーマンが頭を悩ませている事として、会社の上司や同僚がうつ病に対して理解してくれていない事があります。
うつ病で仕事のパフォーマンスが下がっている事、出勤する自体が困難な状態にある事を上司が正確に把握していれば、無理をしない範囲で仕事に行くことが出来ます。
しかし、現実はうつ病の理解はほとんどされず、
「気合が足りない」
「メンタルが弱い」
「何を甘えているんだ」
「仕事が出来ないなら退職しろ!」
と言った言葉を容赦なく浴びせられます。
本来、軽度のうつ病であれば、周囲の助けを得ながらであれば会社に行くことは可能です。
しかし、このような状況下ではうつ病はどんどん悪化して、ますます会社に行くことが出来なくなるのです。

うつ病で無理して仕事をすると悪化する

うつ病になっても我慢をして仕事に行き続ける人がいますが、これは間違いです。
ストレスが多い仕事を続けるという事は、それだけ悪化させるリスクが増える事を意味しています。
うつ病になる→我慢して仕事を続ける→ストレスでうつ病が更に悪化する
の悪循環に陥り、初めは軽度であったうつ病も次第に重症化して取り返しのつかない状態になってしまいます。

仕事に行けない日は会社に連絡を

体が思うように動かなくなり、会社に行けない日でも必ず連絡は入れましょう。
社会人としては当たり前のルールですが、電話連絡すらもうつ病の人にとっては困難になってきます。
そう言ったケースに備えて、予め上司に「体調が悪く、仕事に行けないかもしれない。電話するのがしんどい時はメールでも良いですか?」とひと言行一声かけておくだけで、休みやすくなります。

仕事に行けなくなったら

うつ病が悪化して仕事に行けなくなったら、思い切って休職をしましょう。
「働けないのだから、退職をしよう」あるいは、「転職しよう」と考えると思いますが、まずは休職してうつ病を改善させるのが先決です。
環境を変えれば、うつ病は改善すると考える人は多いですが、実際は脳の機能が低下しているので、そう簡単にうつ病は改善しないからです。
そのためには、心療内科を受診して主治医に「うつ病で仕事に行けない」事をしっかりと伝えましょう。
そうする事で、診断書を書いてもらい、休職する事が出来ます。

通常うつ病で休職する場合、3か月程度の期限を設けるケースが多いので、その間にしっかりとうつ病を治療する事が出来ます。
脳の機能が正常に戻り、集中力・記憶力・判断力が戻ってくると、元のパフォーマンスを発揮できるようになります。
今は仕事が怖いと思いますが、うつ病を改善する事で会社に行くことも業務をこなすことも苦痛ではなくなります。

職場は仕事をする人の集まり

職場は本来仕事をするための人の集まる場所であるために、仕事が満足に出来ない人は冷たい目で見られて、居場所がなくなってしまいます。
ミスが多いと、会社に迷惑をかけるだけでなく、損害も与えてしまう可能性があります。
また、うつ病の人がしんどいからと言って、仕事をしていないと、他の社員のモチベーションも下がります。
一人の社員が会社に及ぼすマイナスの影響は想像以上に大きいのです。

うつ病になったら、無理をして会社に行って損害を与えるよりも、しっかりとうつ病を治してから働く方が会社にとってもメリットがあるのです。
「我慢は美徳」と言う言葉が日本人社会では当たり前となっていますが、この考えはうつ病を重症化させるので非常に危険です。
無理をして会社に行くのではなく、しっかり会社に貢献できる状態に戻す事を心掛けましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。

Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。

現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。

コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。