「自殺と遠い距離にあると思われている芸能人の40%が自殺を考えたことがある」。映画女優のパク・ジニさんが2009年、社会福祉学の修士論文『演技者のストレスと憂鬱及び自殺の思いに関する研究』で明らかにした内容だ。パクさんはこの論文で、芸能人の自殺衝動の原因を過度な私生活の露出、悪性の書き込み、不安定な収入、未来に対する不安だと分析した。彼女はテレビ放送で「これまで生きてきて極端な考えをしたことがないといえば嘘になる。非常に衝動的な考えを持ったこともある」と言いながら、苦しかった時期について告白したことがある。
しばらく音沙汰のなかった芸能人の極端な選択のニュースが伝えられた。一昨日、男性アイドルグループSHINee(シャイニー)のメンバー、キム・ジョンヒョンさんが自殺した。所属事務所のSMエンターテインメントは「普段からうつ病がひどかった」と明らかにした。うつ病は人気で食べて生きる芸能人のとって致命的な毒素であることが改めて露呈した。
アイドル歌手たちは青少年の頃から平凡な人生を放棄しなければならない。人気を得た後には華やかな生活を送ると思われているが、いつかは人気がなくなるのではないかという不安を抱えて生きているという。人気の女性グループEXIDのメンバー、ハニが「契約期間が終わったら他の仕事をしてみたい」と述べつつ、「心理カウンセラーになってアイドル練習生の心を治療してあげたい」と語ったことも同じ脈略であるはずだ。
芸能人の死は1996年に歌手の金光石(キムグァンソク)さんが自ら命を絶って世間の注目を集め始めた。2008年の女優・崔真実(チェジンシル)さん、10年の韓流スター朴容夏(パクヨンハ)さんの事件の後は深刻な後遺症が起こった。崔さんが亡くなった10月の自殺率は08年で一番高かったという。芸能人の極端な選択が残念でありつつも心配なのは、まさしくこんな副作用のためだ。
子供たちの将来の希望の1位が芸能人になって久しい。だからこそ“公人”である芸能人の死に対する韓国社会の警戒心が必要だ。わが国は10万人当たりの自殺による死亡率が28・7人で、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうちで最も高い点からも、いっそう必要だ。生命の大切さはいくら強調してもしすぎることはない。保健福祉部(部は省に相当)が芸能人を対象に大々的な自殺予防キャンペーンでも行って、間違った選択を防がなくてはなるまい。
あまりにも衝撃的なキム・ジョンヒョンさんの突然の自殺。
うつ病がかなり深刻だったにも関わらず、アイドルと言う世間の評価や人気を常に背負っていなければいけない職業だっただけに何処にも逃げ場を見つける事が出来なかったのでしょうか。
日本の自殺率は世界でもトップクラスに位置している。
平成15年の34000人を境に減少傾向にあるとは言っても、先進国でこれだけの自殺者数がいるのは異常な状況です。
1カ月前に香取慎吾さんがツイッターで「テキトーでいいんだよ。死んじゃダメだよに。」と言っていましたが、まさに今の韓国や日本の人に伝えたい言葉です。
日本人はどうしても昔から「我慢は美徳」と言う考えがあります。
確かに一昔前までは、我慢して仕事をこなしていたら報われていましたよね。
多少体調を壊しても、「窓際族」と言う感じで会社にも居場所がありました。
定年まで働いたら、年金でその後の人生を過ごす事も出来ました。
でも、今の日本は違います!
我慢して働いて、うつ病になったら、会社からは追い出されてしまいます。
ある程度回復しても、通常の業務をこなす事が出来なくなった人間は就職先もありません。
あったとしても、最低賃金でこき使われて、更にうつ病を再発・悪化させてしまうだけ。
最終的にはぼろ雑巾のように自殺を選択するしかなくなってしまうのです。
もう一度言います「テキトーでいいんだよ。死んじゃダメだよ」
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