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抑鬱と躁鬱の違いは?非定型や双極性など理解されにくいうつ病の種類も

 2017/04/18 うつ病 新型うつ病
この記事は約 5 分で読めます。 242 Views

うつ病には、広く知られている抑うつを始めとして、気分がハイになる躁うつの2種類があります。
前者は比較的有名ですが、後者はどちらかといえば良く分からない、といった意見が少なくないでしょう。

しかし、うつ病の種類は大まかに分けてこの2種類ですから、2つの違いを知るだけでも理解が深まります。
一般的に、気分が落ち込むのを抑うつ病、逆に落ち込みが嘘だったように逆転するのを躁うつ病と呼びます。

所が、実際はこのように単純なものではなく、うつ病には複数の種類が存在しています。

抑うつ病とは

最も良く知られる抑うつ病は、生まれ持った性格の他にも、生活上のストレスが発症の引き金となります。
一番発症しやすいのがこのタイプで、ストレス社会の蔓延によって、患者数が増えているのが実情です。

抑うつの症状

具体的な症状としては、意欲の低下や興味の薄れ、体重の減少に不眠や取れない労感等が挙げられます。
心と体に問題が現れますし、生活に支障が出るので、軽いうつ病のような症状でも軽視しないことが大切です。

躁うつ病とは

逆に、躁うつ病は明るく元気に振る舞うのが特徴ですから、普段が抑うつ的であっても、周囲は大したことがないと思ってしまいます。
もう1つのうつ病の種類、躁うつ病は抑うつと躁うつが周期的に入れ替わることで、気分の落差が大きく現れる点が特徴です。

躁うつ病とは双極性障害の事

正確には、双極性障害と呼ばれる病気で、大きく気分が上がり下がりする1型と、躁状態が軽い2型の2種類があります。

躁うつの症状

抑うつは落ち込むのが特徴ですが、躁うつは抑うつの症状に加えて、反対にハイな気分にも変わります。
何でも出来そうな気持ちになる、躁うつ状態は一言でこのように表されるので、一見すると元気になって問題はないと思われます。
ですが、2つ目のうつ病の種類である躁うつは、極端に気分が上がってしまい、衝動的に危険な行動に出るケースが少なくありません。

気分が上がって元気になる感情の変化は良くても、その変化量が極端なので、決して手放しで喜べるものではありません。
むしろ、行動的過ぎて何をするか分からない、というのが躁状態の怖い症状で、うつ病と関係する病気です。
そう状態になると、エネルギーに満ち溢れ「自分は優秀だ!自分は金持ちだ」と信じ込み、気が付くと大金を浪費してしまう人もたくさんいます。
そう状態は、社会的信頼も失う危険性が高いので周囲の人間も含めて注意が必要です。

双極1型と双極2型の違い

双極2型であれば、躁状態になってもやや抑えめですから、1型に比べれば心配は少な目です。
それでも、本人にとっては抑うつ時に気分の落差が現れるので、周りが想像しているよりも精神的にかなり苦痛を感じます。

急速交替型

躁うつを発症する双極性障害の種類に、実はもう一つの特殊な種類が存在します。
患者数の多い1型と2型に比べて、1年間に4回程の周期で気分が変化するのが特徴で、特殊なタイプのうつ病である「急速交替型」に分類されています。
急速交替型は抑うつ期間を経て躁うつ症状が現れるサイクルを年に4回以上発生するので、周りから見ると気分屋、あるいは性格が変わる人と誤解されがちです。

うつ病の種類は、分類によって他の分け方も存在しますし、更に新しい考え方に基づいて分類される場合もあります。

また、うつ病は親和型うつ病と非定型うつ病に分ける事が出来ます。

親和型うつ病

親和型のうつ病は、真面目な性格な人が発症しやすく、本人よりも周りに気を使う人がリスクを抱えます。
勿論、発症の切っ掛けは人それぞれ違いますし、真面目だからといって必ず発症するとも限りません。
ただ、発症した人の特徴をまとめると、類似点が自然と浮かび上がりますから、特徴と一致している人は注意した方が良いでしょう。
他の特徴には、プライベートより仕事の割合が多かったり、責任感が強く自罰的で、問題解決を一人で頑張り過ぎてしまう人があてはまります。
何事にも集中しやすく、リラックスが苦手で生活にメリハリを作るのが下手、こういった人はストレスとの付き合い方を考えることがおすすめです。

非定型うつ病

一方、うつ病の種類には非定型という分類もあり、新型うつ病の名前が代表的で、別名逃避型と呼ばれることもあります。
責任を任されると回避しやすく、問題を自身よりも他人のせいにする等、親和型とは逆の特徴を持つのが大きな違いです。
うつを隠さず堂々と言い広めたり、趣味やプライベートタイムというように、好きなことをしている間は症状が出ないのも他の種類と違う部分です。

他罰的で我儘に見えますが、医学的には立派な病気ですし、本人は辛いので理解を深める必要があります。
病名の種類が違っていても、抑うつ状態の時は症状が共通していますから、特徴的な症状に気が付いたら早めに診察を受けることが重要です。
症状が軽微でも、原因を特定せず放置すると悪化する恐れがあるので、うつ症状を疑ったら医師に相談するのが理想的です。

躁うつ病も治療が大切

躁うつは元気良く見られることもあって、とても病気とは思われませんが、一転して抑うつになるとエネルギーが枯渇して日常生活に支障が出ますから、こちらも放置せず治療を始めることが肝心です。
症状の度合いによっては、抑うつだけよりも危険なことがありますから、気分が落ち着いている時に周りが受診を促すと効果的でしょう。

種類の数が多く、躁うつを入れると理解は難しくなりますが、うつ病を患う恐れは誰にでもあり得るので、種類の違いを理解しつつストレスケアすることをおすすめします。
うつ病の治療は抑うつにしても躁うつにしても薬物と精神療法で行われることが多いですが、効果が低い場合は電気けいれん療法を行った方が良いでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。