荻野アンナ

うつ病

「病、それから」 荻野アンナさん(作家) 何回でも転び、起きる。うつ病に悩まされながらも。

芥川賞作家にして慶応大の教壇に立つフランス文学者。時には金原亭馬生門下の二つ目として高座にも上がる荻野アンナさん(60)は多方面で活躍中だが、20年ほど前からうつ病の治療を続けている。発症のきっかけは、親の介護だった。  画家...