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うつ病による自殺に即効性のある薬「ケタミン」が見つかる。希死念慮が強い時は!

うつ病ニュース
この記事は約 3 分で読めます。 160 Views
希死念慮が強い女性

うつ病では自殺の危険性が高まるが、自殺を止めるのに有効な薬剤はなかった。全身麻酔薬であるケタミンに、自殺を考えてしまう気持ち(自殺念慮)を短時間で抑える作用のあることが臨床試験で分かった。米国のコロンビア大学メディカルセンターの研究グループが報告した。

気分、うつ、疲労の改善にも効果

臨床試験の対象となったのは、自殺念慮のスケールであるSSI(Scale for Suicidal Ideation)スコアが4点以上の大うつ病の成人80例。うち43例が抗うつ薬を服用していた。低用量ケタミンを注射する群と、比較の薬剤である麻酔薬ミダゾラムを注射する群の2つに分けた。
注射後24時間のSSIスコアの低下は4.96ポイントとケタミン群の方が優れており、統計学的に意味がある差だった。SSIスコアの50%以上の低下を「薬が有効な症例」と定義したところ、その割合はケタミン群で55%、ミダゾラム群で30%。ケタミン群では、気分、うつ、疲労でもミダゾラム群よりも改善が見られた。

近年発見された抗うつ薬には自殺念慮に対する効果が確認されているものもあるが、効果が表れるまでには数週間かかり、短時間での抑制は期待できない。研究グループは「ケタミンは即効性があり、こうしたケタミンの作用を研究すれば新しい抗うつ薬の開発に道をつくるだろう」と述べている。

うつ病の希死念慮を甘く見ないでください

よく「死にたいと言っている人に限って、死なないよ。」といういい加減な事を言う人がいますが、絶対に信じないでください。

私自身、「死ぬ!」と言って、首を吊った経験があります。

運よく障害も残らずに生きていますが、うつ病の希死念慮は尋常じゃない程の強さを持っています。

また、うつ病自体の苦しさも普通の人が想像できる限界を遥かに超えているものです。

今回の記事では、希死念慮が強い人を対象に、ケタミンを注射する事で希死念慮やうつ状態、疲労の改善に効果が期待できると言う研究結果ですが、まずはこの存在を知って欲しいと思います。

あくまでアメリカのコロンビア大学での研究結果なので、日本で認可されているわけではないですが、今後厚生労働省が検討して認可の方向に行く可能性は十分にあります。

また、ケタミン程即効性はなくても、希死念慮を抑える薬はあるので、自殺したくないのに、死にたくて仕方がない衝動にかられたときには迷わず医療機関を受診して、相談をするようにして下さい。

うつ病患者の家族や友達などは、「死にたい」と口にした時には、病院に連れて行ってあげて下さい。

私のように、その時は本当に死にたい衝動にかられていても、実際助かって、今を生きる事が出来て良かったと感じる事も可能なのです。

うつ病の治療は果てしなく長く、辛いものですが、少しずつ改善していきましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。