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うつ病回復期に出てくる症状と注意点。希死念慮が強く出る事も・・・

 2017/06/09 うつ病
この記事は約 4 分で読めます。 331 Views

うつ病の回復するステップとしては、

  • 急性期
  • 回復期
  • 再発予防期

があります。
急性期では、心身ともに辛い症状が出ていますが、回復期に差し掛かるとこれらの症状が緩和されてきます。
低下している脳の機能も抗うつ剤を服用したり、質の高い睡眠を取る事で少しずつ回復傾向に向かいます。
そういう意味においては、回復期はうつ病を克服する上では良い時期ではあるのですが、この時期を甘く見ていると痛い目に合う事になります。
回復期の注意点としては、

  • 体調に波がある
  • 希死念慮が強く出る
  • うつ病を克服するまでにはまだ時間がかかる

と言うものがあります。

体調に波がある

回復期とは言っても、うつ病は非常に波がある病気です。
5分前まで調子が良く、何も起こっていないにもかかわらず体調が悪化する事が良くあります。
うつ病は、綺麗な直線のように回復はしません。
時には急性期のような辛い状態に逆戻りする事も頻繁にあります。
うつ病の回復期において大切な事は、無理をしない範囲で少しずつ社会生活を取り戻す必要があります。
会社に復職するために、通勤電車に乗ってみたり、近所を少し散歩したり、図書館で一日を過ごしてみるなどストレスをかけないようにしながらも、再び社会生活を送るための準備をする大切な期間です。

希死念慮が強く出る

うつ病の回復期で一番怖いのが希死念慮になります。
死にたいと思う気持ちがどうしても抑えられない衝動にかれらやすい時期です。
急性期では、あまりの苦しさに死ぬことすらも実行できないですが、回復期には少しエネルギーが戻っているため、自殺未遂を起こしてしまう事は決して稀な話しではありません。
家族や友人の些細な一言に過剰に反応して、自殺を起こしてしまっては取り返しがつかないので、希死念慮が出た時には出来るだけ速やかに主治医に相談をするようにしましょう。
抗うつ剤や安定剤では、どうしても希死念慮が収まらない時には電気けいれん療法が有効な手段になります。

うつ病を克服するまでにはまだ時間がかかる

うつ病を発症してから、急性期を乗り越えるまでにすでに半年程度時間がかかっていると思います。
しかし、本当の意味においてうつ病を克服するにはまだまだ長い期間が必要です。
多少調子が良くなったからと言って、独断で断薬をしたり、通院を止めてしまう人が多くいます。
残念ながら、回復期においても抗うつ剤は大きな役割を果たしているので、断薬するとすぐにうつ病は再発してしまいます。
会社に復職すると、休職している時のようにいつでも通院出来るわけではありません。
通院が億劫になる事もあるかもしれませんが、主治医に日々の体調を診察してもらい、きちんと服薬する事がうつ病からいち早く立ち直る手段なのです。
うつ病患者で一度休職した人は、約半数の人がうつ病を再発させて再度休職すると言われています。
特に復職してから2年間は再発率が非常に高くなっています。
逆に言うと、うつ病を本当の意味において克服するためには、2年間は必要と言えるのです。
更に悪い事に、うつ病は再発させればさせる程、治癒しにくくなると言われています。
これから、まだまだ長い人生を送る中のほんの数年間きちんと治療をすれば、必ず良い方向に向かっていきます。
回復期に差し掛かったからと言って、焦らず長い目で人生を見つめなおす時間を取って下さい。

私が回復期にした過ち

私の長いうつ病人生の中において、

  • 急性期は地獄
  • 回復期は周囲の無理解との闘い
  • 再発予防期は貧困との闘い

でした。
回復期になるまでに相当の時間が経過しています。
本来脳の病気であるうつ病が、そんなに早く回復するはずがないのは明らかなのですが、周囲の人はそんな事はお構いなしでした。
復職して、少しずつ体を元に戻そうとしていたのですが、会社からは「そろそろ残業をしてもらわないと困る」「会社を休むようでは困る」と言った言葉をかけられました。
回復期でも体調が悪くなることはあるので、無理をしてはいけないのですが、結局無理をしなければいけない環境に置かれたのです。
今になって思えば、会社が何を言ってもしんどい時は休み、残業は絶対にするべきではありませんでした。
しかし私はその決断が出来なかったために、うつ病を再発させ、その後の4年間と言う長い時間をうつ病の地獄の苦しみと戦う羽目になったのです。

あなたが今回復期にあるのであれば、絶対にストレスをかけたり、無理をしない事をおすすめします。
私は運よく、8年のうつ病人生にピリオドを打ちましたが、中には一生うつ病と付き合わなくてはいけない人もいます。
そうなれば、人生の喜びや楽しみの大半を失う事にもなるのです。
決して無理だけはしないでくださいね。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。