うつ病などの精神疾患で休職した公立学校の教員が2016年度は4891人となり、依然として高止まり傾向にあることが27日、文部科学省の調査でわかりました。
公立小中高校や特別支援学校など、管理職を含む教員約92万人を対象に、休職者や処分者について調べたものです。
病気が理由の休職者は7758人でした。
このうち、精神疾患による休職者は前年度より減りましたが、5000人前後と高水準で推移しています。休職者のうち、精神疾患を理由とする人の割合は63%と増加(グラフ参照)。学校種別でみると、高校と特別支援学校が2年連続で増えています。
新規の条件付き採用教員のうち、病気が理由で依願退職し、正式採用にならなかった教員は110人。正式採用にならなかった人の3割超を占めています。このうち精神疾患によるものは、前年度より27人増の100人にのぼりました。
本人の希望に基づいて管理職を降りる「希望降任制度」の利用者は282人と横ばいですが、主幹教諭からの希望降任は12人増加。育児休業にかんする代替要員の配置状況では、「特段の措置なし」が1%ありました。
自分がうつ病になって感じたこととして、教師という職業は本当に大変だな~という事です。
私は子供の頃からイジメや暴力にあってきて、その辛さを身に染みて感じています。
昔はイジメなどがあっても、親が口出しをする事はなかったために、ある程度教師の裁量でイジメなどを防止したり、対応する事が出来ていました。
しかし今は少子化が進んできたこともあり、一人一人の子供に対する思いが昔とは異なってきています。
モンスターペアレントとまでは言わないまでも、親が教育に口を出すようになってきているので、教師としても自分の考えだけで教育をする事が困難になってきているのではないでしょうか?
私も子を持つ親として、子供が何か学校で問題があった時には遠慮なく教師に口出しをしています。
自分が昔辛い思いをした経験があるからこそ余計に自分の子供には同じような辛い思いを絶対にさせたくないです。
教師と言っても大学を卒業したばかりの23,4歳という若い年代の人もたくさんいます。
しかし、こうした若い教師だからと言って、親が遠慮する事はないですよね。
教師としての経験も、人生経験も浅い教師にとって、親からの批判やプレッシャーを受け止めながら教育をしていくとなると、うつ病などになってもおかしくはないと思います。
担任をさせるには教師としての経験を2,3年積ませてからでないと、精神疾患を患う教師の割合はなかなか減少しないように感じます。
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