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えっ、遺伝もあるの?ストレス以外にもあるうつ病の原因

 2017/03/11 うつ病
この記事は約 5 分で読めます。 24 Views

うつ病は強いストレスが長く続いて、それに耐えられなくなった時に発症するという印象がありますが、その原因はストレス以外にもあります。
しかしストレスになる原因自体も、仕事についての悩みや環境の変化、お金の問題など数多くのきっかけが関係しているため、色々な条件が複合してうつ病になるケースが大半を占めています。

遺伝がうつ病の原因になる事も

ストレス以外でうつ病の原因として第一に考えられるのは、遺伝的な問題です。
身内にうつ病患者がいるからといって必ず発症するわけではありませんが、周囲に全くうつ病患者がいない人と比べると、発症する可能性は高くなってしまいます。
しかし、発症する際には性格や生活環境なども関係してくるので、遺伝だけが原因だと片づけられない部分があります。

うつ病の種類

また、うつ病にも種類があり、気分が落ち込み物事に対する関心が薄れてしまう大うつ病性障害と、気分の落差が激しくなる双極性障害があり、遺伝的な要因が強い場合は双極性障害になるケースが多いとされています。
双極性障害は躁鬱病とも呼ばれていて、大うつ病性障害で起きるような、気力の低下や全体的な倦怠感、喉が詰まって息苦しいといった鬱状態になる一方で、気分が上がって積極的になり、興奮しやすくおしゃべりになるといった躁状態になります。
このような全く異なる2つの症状が交互に繰り返されるので、躁状態の時はうつ病だと気づかれないケースもあります。

うつ病になりやすい性格とは

うつの発症については、性格的な問題が関係していることがあります。
うつになりやすい性格は、完璧主義で何事にも全力で取り組むようなまじめで責任感のあるタイプです。
几帳面で物事に対して頑固な一面もあるので、いい加減な行動をされるとイライラしてしまうので、すぐに疲れてしまいます。
周りの人々をがっかりさせたくないという気持ちが強く、必要以上に頑張ってしまうようなタイプもうつになりやすい性格です。
こうした性質を持つ性格はメランコリー親和性性格と呼ばれていて、他人との争いを避ける傾向があるため、自分が我慢すれば良いという気持ちが強く、高い理想と目標を持っているという特徴があります。
しかし、このような性格の持ち主でも、うつ状態になってしまうと一転して責任感がなくなり、気力がなくなるので行動がいい加減になってしまいます。
躁状態になると金銭面でルーズになり、娯楽やギャンブルに没頭してしまうので、以前とは全く違う性格になる人も多く、人が変わってしまったようだという印象を与えることになります。

女性は要注意!ホルモンバランスの乱れでうつ病に

ストレス以外で発症してしまう理由に、ホルモンバランスの変化が関係していることがあります。
ホルモンはわずかな量が違うだけでも心と体に大きな変化をもたらすので、バランスを崩したことが発症のきっかけになる場合もあります。
特に女性の場合は年齢や出産によってホルモンバランスが急激に乱れることがあり、更年期障害の一環で抑うつ状態になってしまいます。
女性ホルモンや男性ホルモンの他にも、副腎や甲状腺から分泌されたホルモンが原因になっている場合もあるため、体内の分泌量を安定させることが状態を安定させるためのカギになってきます。

うつ病に隠れている病気

そして抑うつ症状が出てしまった背景には、別の病気が隠れている可能性もあります。
特に心配なのは、脳に問題がある場合です。
不安が強くなってよく眠れない、物事に対する感情が薄れてしまい反応が鈍くなる、趣味に対する興味がなくなるといった状態は代表的な抑うつ症状ですが、認知症でもこのような症状が確認されています。
認知症はアルツハイマー型やレビー小体型認知症以外にも、脳に出血があったり脳脊髄液がたまったりして脳を圧迫することでも発症し、栄養失調やアルコールが引き金になって発症することもあります。
物忘れが多くなり判断力が鈍くなるのと同時に抑うつ症状が出ることがあり、ストレスによって症状が悪化してしまうこともあります。

薬剤惹起性うつ病

薬の副作用でうつ状態になってしまう薬剤惹起性うつ病は、発症した原因が分かっているので、他の原因と比べると対処しやすい面もあります。
問題を起こしている薬の服用を中断することで症状を改善させるのですが、これは精神的な病気の時に服用する薬だけとは限らず、普段飲んでいる胃薬やステロイド、経口避妊薬で発症する可能性もあるので、意外と身近な問題です。
うつ状態の副作用が心配されている薬には、抗結核薬や抗がん剤、降圧剤などがあり、こういった薬の場合には簡単に使用を中止できないため、医師と相談して適切な治療法を取ることになります。

そして、治療のために飲んでいる薬でも、うつ症状がひどくなってしまうケースもあります。
うつ病を招く原因にはまだまだ不明な点が多いのですが、一番大きな要因はストレスでさらに性格や遺伝的な要素が加わって発症しています。
薬が原因になっている場合はストレスに関係なく発症してしまいますが、発症に伴い自分の性格や感じ方が今までとは違うといった自覚症状がある場合もあります。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。