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ブドウがうつ病に効くメカニズム解明?ぶどうは皮と種も積極的に摂取!

 2018/02/09 うつ病ニュース
この記事は約 5 分で読めます。 141 Views
ぶどう

 ブドウ由来のポリフェノール化合物であるジヒドロカフェー酸(Dihydrocaffeic Acid;DHCA)とオエニン(Malvidin 3-O-glucoside;Mal-gluc)がうつ病の治療薬になりうると、米・Icahn School of Medicine at Mount Sinaiの研究グループがNat Commun(2018; 9: 477)に報告した。研究では、これらの天然化合物が新たに発見されたうつ病の根底にあるメカニズムを標的とすることで、うつ病を軽減させる可能性があることが示唆されている。

ポリフェノール化合物がシナプスの可塑性などを調節

 米疾病対策センター(CDC)によると、 米国では毎年約1,600万人がうつ病を発症している。従来の薬物治療では患者の約半数は一時的に症状が治まるものの、重篤な副作用を伴うことが多い。そのため、より広範に効果を発揮する新規治療薬の必要性が高まっている。

 うつ病の発症には、末梢免疫系の炎症、シナプスに関係する疾病や異常に対して働くリンパ節およびその他の組織における構造とプロセス、ニューロン同士の情報伝達の構造を含む、複数の精神病のプロセスと関係している。しかし、現在有効とされる抗うつ薬の大部分はセロトニン、ドパミンをはじめ関連する神経伝達物質を制御する系統を標的としており、大うつ病性障害(MDD)に関係する炎症やシナプスの適応不全などは標的としていない。

 以前の研究から、ブドウ由来のポリフェノールがうつ病の症状の抑制に有効であるとは分かっていたが、その機序は解明されていなかった。今回の研究では、ストレス誘発性うつ病マウスモデルを用いた実験で、コンコード種のブドウジュース、種子エキス、トランスレスベラトロールの3つのブドウ由来ポリフェノール製品を組み合わせた、生物活性を持つ食物ポリフェノール製剤がうつ病に対する回復力を促進する上で有効であることが分かった。 

 具体的には、DHCAとMal-glucがそれぞれ炎症およびシナプス可塑性を調節することにより、うつ病のマウスモデルにおける回復力を促進できることを発見した。DHCAは、免疫応答を刺激するためにT細胞およびマクロファージが分泌する炎症性物質インターロイキン(IL)-6を減少させる。 Mal-glucはRac1遺伝子のヒストンアセチル化を調節し、シナプス可塑性を担う遺伝子の発現に影響を及ぼす転写活性化因子を脳内で増加させる。

 「われわれの研究は、DHCAとMal-glucの併用療法が、うつ病マウスモデルにおける全身性炎症反応および脳シナプスの可塑性を調節することで、ストレス誘発性うつ病様表現型に対する回復力を促進することを示した」と同大学神経科准教授で筆頭執筆者のJun Wang氏は述べている。さらに、共著者で同科教授のGiulio M. Pasinetti氏は「DHCAとMal-glucの併用療法で末梢炎症を抑制し、脳のシナプス可塑性を調節するわれわれの試みは、慢性的なストレス誘発性うつ病様表現型に対する回復力を最大限に引き出すための相乗的な効果がある。炎症に関係する細胞や分子経路を標的とするブドウ由来のこれらのポリフェノール化合物の発見は、うつ病の効果的な治療法の確立につながるだろう」と述べている。

ブドウは皮も種も食べた方がポリフェノールをたくさん摂取

ブドウ由来のポリフェノールがうつ病の改善効果があるとの記事ですが、問題はブドウの食べ方にあります。

確かにブドウにはポリフェノールがたくさん含まれていますが、実の部分には少なく、皮や種に多く含まれています。

本来であれば、赤ワインを飲むことが有効なのでしょうが、うつ病で薬物治療をしていると、お酒は厳禁ですよね。

なので、ブドウを買う時には皮も食べられる品種

  • ナガノパープル
  • シャインマスカット
  • レッドシードレスグレープ
  • グリーンシードレスグレープ
  • ブラックシードレスグレープ

などを選ぶと良いでしょう。上記のブドウは種無しになっているので、食べやすくておすすめです。

ちなみに私は皮があっても、種があってもそのまま丸ごと食べてしまう性格なので、レッドグローブが安くて良いかなと思っています。

ぶどうジュースは色が紫色のものを

ブドウの皮や種が苦手と言う人は、ぶどうジュースを飲むのがおすすめです。

しかし、ぶどうジュースには2種類あって、色が薄い緑色のものと、紫色のものです。

皮や種が入っているのは、紫色のぶどうジュースなので、そちらを選ぶようにしましょう。


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うつ病で問題の炎症とシナプス可塑性に効果がある

うつ病で良く言われている事は、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンが減少しているという事。

通常、薬物治療ではセロトニンとノルアドレナリンを増加させる方法で対処療法を行っています。

一時的に増加しても、薬が切れるとまた抑うつ症状が出てくるので、なかなか思うように回復しないんですよね。

しかも、セロトニンやドーパミンが原因でなく、身体の炎症やシナプス可塑性が原因のうつ病には抗うつ剤は効果がかなり限定されて、副作用に苦しむ事も多いです。

なので、これまでたくさん抗うつ剤を試したけれども、ほとんど効果が感じられない人は、ブドウを意識して食べる習慣をつけた方が良いかもしれません。

もちろん、ブドウは薬ではないので劇的に効果が上がるとは思えませんが、習慣化する事で少しずつ緩和が期待出来ます。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。