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うつ病の治し方|休養・抗うつ剤・精神療法+α

 2017/04/10 うつ病 電気けいれん療法
この記事は約 5 分で読めます。 38 Views

うつ病の治し方の基本は、

  • 十分な休養
  • 抗うつ剤の服用
  • 精神療法

の3つです。
一つだけの治療法を使うのではなく、抗うつ剤と精神療法を組み合わせ、患者自身に十分な休養を取ってもらうようにするようにします。
うつ病の治療では、完治ではなく寛解を目指します。完全に治るのは稀で、ほとんどは再発の危険性があります。
なので、ほとんど日常生活に支障をきたさなくなる寛解レベルを目指すのが治療の目的です。

うつ病治療で一番大切な休養

十分な休養とは、心と体の休養のことです。十分に休めていないと、他の治療の効果が落ちてしまう可能性があります。
うつ病の人は真面目で責任感がある人が多く、うつ病で休職していても家で仕事をしたり、休んでいる自分に罪悪感を感じてしまうケースも多いです。主婦であれば家事をしない自分はダメな人間などと感じてしまうこともあります。

本人の罪悪感をとってしっかり休んでもらうためには、家族の協力が必要です。
「これはうつ病の治し方では必須のことだから、今はゆっくり休んで」と一言声をかけるだけでも、本人の負担は軽くなります。
「休むことが仕事なんだよ」と優しく接してあげるようにしましょう。

うつ病にかかったことがない家族だと、本人の辛さはわからないので「なぜこんなこともできないのか」「甘えではないのか」などと言いたくなってしまうかもしれません。
しかし、これは絶対にやってはいけないことです。本人は自分でひどく罪悪感に苛まれているケースが多いですから、そこに追い打ちをかけるような真似をしてはいけません。

家族の理解が得られないなら入院も検討を!

どうしても家ではゆっくり休めないというのであれば、入院するという方法もあります。
入院していれば患者モードになるので、休んでいていいと自分を許しやすいからです。
家にいると休めない、罪悪感を感じてしまうのであれば入院して休んだ方がいいかもしれません。
ただし、家族が面倒くさいから本人の了承なしに無理やり入院させてしまうのは避けた方がいいです。
本人が入院したくないのに無理に家から病院に環境を変えてしまうと、それがストレスになってうつ病を悪化させてしまう恐れがあるからです。

抗うつ剤の役割

うつ病の治し方の中心となるのが、抗うつ剤の服用による薬物療法です。
精神的な病気は日本ではタブー視されてきたこともあり、今でも薬を飲むのは危険と考えている人もいます。
しかし、医師の指示を守って飲むぶんには、抗うつ剤は危険ではありません。
ちゃんと治し方の一つの方法と理解して飲めば、ちゃんと効果を発揮します。
うつ病ではセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンといった脳内ホルモンの分泌量が少なくなってしまい、それが症状を引き起こす原因になっていると言われています。
それを改善させるために飲むのが抗うつ剤です。色々な種類がありますが、基本はセロトニン・ノルアドレナリンの量を増やして気持ちを改善させるものです。

これによって脳内神経の伝達物質のバランスが整い、精神が安定していきます。
抗うつ剤は飲んですぐに効くような即効性はありません。
1週間でも目立った効果はなく、そのために自己判断でやめてしまう患者さんもいますが、これは危険です。
自己判断で服薬を中止してしまうと、副作用ばかりが大きく現れて肝心の効果が発揮されない可能性があるからです。
もし減薬を希望する場合は、必ず医師に相談しましょう。

抗うつ剤をやめるときは、必ず時間をかけて量を減らしていく必要があります。
いきなり3錠飲んでいたところから0錠にしてしまうと、激しく精神不安定になってしまう危険があります。本当に危険なので、必ず医師に相談しましょう。

しばらく同じ薬を飲んで効果が出ないようであれば、他の薬を増やすか、他の薬に切り替えることもあります。
今では色々な薬が出ているので、違う薬にすると効果が発揮されることもあります。

精神療法によるうつ病改善

3つ目の治し方は、精神療法です。心理的治療と呼ぶこともあります。
この治し方は、薬は使わずに対話や心理訓練によって患者の心や考え方を改善していく治療方法です。
カウンセリングや箱庭療法などもあります。
医師とカウンセリングすることもありますが、専門のカウンセラーとの対話によって本人の思いを再認識させたり、表現力を身につけていけるようにします。

また、うつ病では認知の歪みによってネガティブな思考パターンが形成されていることも多いです。
これに対して、柔軟な考え方を養うための認知療法というのがあります。できるだけ主観を入れずに客観的に考えたり、否定的な考え方のプロセスの改善などを行なっていきます。
精神療法はカウンセラーと患者が1対1で行うこともありますが、複数の患者と1人のカウンセラーが対峙して行うこともあります。
摂食障害や買い物依存症など、依存傾向にある人たちだと仲間の中でカウンセリングした方が効果が出ることもあるので、こういう形式でカウンセリングが行われています。
また、回復期の患者同士が対話形式でカウンセリングするような方法もあります。

長期化しているうつ病は電気けいれん療法も視野に

通常は薬物療法をして休養をしっかり取ることで、3か月から半年もすれば、うつ病は良くなります。
しかし、中には薬物に対する反応性が低いために、うつ病が改善しない人もいます。

その場合は、電気けいれん療法を視野に入れた方が良いでしょう。
電気けいれん療法と言うと、怖いイメージがありますが、厚生労働省も認可している極めて安全性が高い治療法です。
しっかりとした知識を身に着けて、副作用のリスクが少ない病院を選ぶことで、早期にうつ病を治すことが出来るので、検討してみると良いでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。