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経済的格差”とうつ病傾向を結ぶ機能を解明。格差の少ない社会がうつ病を減らす?

 2017/10/09 うつ病 うつ病ニュース
この記事は約 3 分で読めます。 68 Views

現代社会が直面する最も深刻な課題の一つである経済的不平等(格差)の拡大と、うつ病などの精神疾患との関連性について先進的な知見が発見された。

 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)の春野雅彦研究マネージャーらの研究グループによれば、扁桃体と海馬の“経済的な不平等(自分と相手の配分の差)”に対する脳活動から、被験者の現在のうつ病傾向と1年後のうつ病傾向を予測できる、という。

 

これまで、国内外の疫学研究により、経済的不平等とうつ症状の因果関係は示唆されてきたが、その脳内メカニズムは不明だった。2010年に春野研究マネージャーらは、大脳皮質下に位置し、感情を司る扁桃体が“不平等”に対して反応し、その脳活動が自分と他者とのお金の配分の違いを説明することを明らかにした。

 

 一方、扁桃体と海馬は、視床下部と共にストレス物質の放出に関与し、うつ病患者では、扁桃体と海馬の脳活動と体積が健常者とは異なることが知られており、これらの知見から、不平等に対する扁桃体と海馬の脳活動とうつ病傾向の変化が関係するとの仮説を持ったことが、今回の実験に繋がった。

 

 今回被験者に行った実験は、MRI装置の中で、相手から提案されるお金の配分を受け入れるか拒否するかを判断する“最終提案ゲーム”と呼ばれるもので、その目的は、自分と相手の配分の差に対する感情の働きを調べることである。

 

扁桃体と海馬の中の微小な場所が“不平等”に反応して作る脳活動パターンから予測をする機械学習技術を考案することで、うつ病傾向の予測を試みた。その結果、現在のうつ病傾向と1年後のうつ病傾向の両方が予測可能であることが分かった。

 

このニュースを見て、初めに思い浮かんだのは、以前テレビで放送されていた「うつ病にならない民族」の特集でした。

その民族は、狩猟をしていて、誰がどれだけ獲物を捕らえたとしても、民族全員で公平に分けていると言うものでした。

人は、相手よりも収入が少ないとストレスがかかるのは当たり前ですが、実は相手よりも収入が多くてもストレスを感じると言う結論に達していました。

 

現代の日本は、民主主義で格差が広がっています。

働けばそれだけ収入が増えれば良いですが、現実的には不公平な事も多く、それらのストレスがうつ病の悪化を招くという事ですよね。

 

個人的には不公平であっても、やりがいのある民主主義は賛成ですが、ベーシックインカムのように、ベースとなる最低限のお金は国から毎月支払われていると、うつ病の減少につながるのかもしれませんね。

 

あるいは、障害年金のようにうつ病などの精神障害を抱えている人が貧困に陥らないようなセーフティーネットをもっと充実させる事も大切なのではないでしょうか?

>>障害年金に関する記事はこちら!

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。