徳島県美馬市出身で元日本テレビキャスターの丸岡いずみさんが、うつ病に関する2作目の著書「休むことも生きること」(幻冬舎)を発表した。自身の体験だけではなく、医師への取材に基づくチェックリストや治療薬の有効性を盛り込んだ。丸岡さんは「常備薬のように家庭に置いて参考にしてもらえたら」と話している。
体験談中心だった前作(2013年刊「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」)に寄せられた反響を受け、報道畑を歩んできた身として、裏付けのしっかりした情報を提供したいと考えた。
うつ病を「神経伝達物質の減少による脳の病気」という視点で、科学的根拠に基づいて解説した。報道記者として仕事に没頭していた発症前の生活や薬物療法に抵抗を感じていたことなど、自身の体験も具体的に記した。
「うつ病は心の病と思われがちだけど、私のように湿疹や下痢など体の症状が中心の人もいる。不調を感じたら早めに受診して」と呼び掛ける。
東日本大震災直後から続いた激務をきっかけにうつ病を発症。美馬市の実家で療養し、家族や友人、古里の温かさに支えられた。現在はフリーキャスターなどとして仕事に復帰し、テレビ出演のほか、うつ病に関する講演活動もしている。
「うつ病は出口が見えづらいけど、トンネルは抜け出すことができるし、壁に当たった分だけつかめるものもある。信じて治療してほしい」と語った。
うつ病体験者+科学的見解で執筆されています
丸岡いずみさんは、東日本大震災を機にうつ病を発症したそうです。
その後、徳島で療養して、今はフリーとしてまた復帰しているという事で、私もそうですが、うつ病に悩んでいる人にとって、かなり勇気づけられる人だな~と見ています。
丸岡いずみさんは、以前「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」と言う著書を出していますが、この言葉の意味は、うつ病の人にしか分からないような響きがあります。
うつ病は本当に地獄の日々で、出口が見えずに、苦しむ毎日です。
体験者でないと思いつかないような、タイトルです。
そして今回は。「休むことも生きること」です。
特徴は、精神科医などの専門家に取材をして書いているので、よりうつ病患者にとって、役に立つ内容になっているのではないでしょうか。
もちろん、今回も体験談が含まれているので、丸岡いずみさんの人柄なども垣間見えるような気がします。
記事にもありますが、うつ病を治す上で大切な視点は、「うつ病は神経伝達物質の減少による脳の病気」です。
私も長い事心の病気と考えていましたが、この考えだと悪化させてしまう危険性が高いと思っています。
「脳の病気」と言う科学的視点を大切にして、うつ病を少しずつ克服していきましょう!
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