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予防だけじゃない、うつ病と密接な関係にあるコーヒーの秘密

コーヒーには直接うつ病を改善する効果はありませんが、予防するには良いとの研究結果が出ています。
国立衛生研究所の研究によると、1日4杯以上コーヒーを飲むと、飲まない人に比べてうつ病を発症する確率が低くなると発表されました。
理由としては、抗酸化物質による効果だそうです。

コーヒーの主な効果

また、それ以外にもコーヒーには優れた効果がたくさんあります。

  • ダイエット効果
  • 記憶力アップ
  • 集中力アップ
  • アンチエイジング
  • リラックス
  • 脳の活性化
  • 覚醒作用による筋肉疲労の改善
  • 肝機能アップ
  • 二日酔い防止
  • 消化促進
  • 糖尿病予防

この中でもうつ病と密接な関係があるものをピックアップしてみます。

記憶力アップ

コーヒーに含まれているカフェインには短期記憶力をアップさせる効果があります。
北海道大などの研究チームによって、脳の「海馬」の神経細胞をカフェインが増強させることが分かりました。
うつ病は完全に解明されてはいませんが、一説には海馬が収縮してしまっていると言われています。
そういう意味においても、コーヒーはうつ病予防に一役買っていると言えます。
また、海馬以外にも脳の全体的な機能低下があるうつ病患者は、記憶力が低下しています。
仕事でうっかりミスをしてしまう事が増えるかと思いますが、薬の副作用だけでなく、うつ病の症状としても記憶力低下が疑われるので、コーヒーで対策するのも一つの手段でしょう。

集中力アップ

カフェインを摂取する事で、ドーパミンやノルアドレナリンが放出されます。
これらの脳内神経伝達物質が増える事で、脳が覚醒状態になり、集中した状態を作ることができるのです。
一方、うつ病ではセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンが減少します。
一時的とはいえ、コーヒーを飲んでドーパミンやノルアドレナリンを増やすと集中力があがる、うつ病の症状を緩和出来ると言えます。

リラックス効果

コーヒーの香りにはリラックス効果があります。
5分間隔で脳のα波を測定し、リラックス効果を調べたところ、コーヒー豆の種類によってリラックス効果がかなり異なる事が分かりました。
グァテマラとブルーマウンテンに関しては、暖色が多い事からリラックス効果が高い香りをしていると言えます。
一方で、マンデリンやハワイ・コナのα波はあまり変化がなく、リラックス効果はほとんど認められないと言う結果でした。
ご存知の通り、うつ病になると心身が緊張状態になり、不安感が増幅します。
意識してリラックス出来れば良いのですが、脳の働きによるものなので訓練をしないとリラックスを解くことはなかなか難しいものです。
しかし、コーヒー(とりわけグァテマラとブルーマウンテン)を淹れて香りを嗅ぐだけでも、簡単にリラックス出来るのでおすすめですよ。

脳の活性化

脳にはアデノシンという神経伝達物質がありますが、疲労を感じるとアデノシン受容体に結合して、脳の働きを鈍くする作用があります。
コーヒーに含まれているカフェインには、アデノシンの代わりにアデノシン受容体に結合すると言う特徴があります。
血管を通って脳内にカフェインが多くなると、アデノシンが受容体に結合できなくなるので、疲れていても脳がスッキリした感覚でいられるのです。
この作用は一過性のもので、脳をだましているにすぎませんが、うつ病で脳が疲労を必要以上に感じている時には役立ちます。

筋肉疲労の改善

カフェインの覚醒作用によって、体中の血流が改善されます。
うつ病では前頭葉の血流が低下していますが、同時に頚椎や肩回りの血流も滞って首や肩のコリが酷くなったり、頭痛が続く人がいます。
血流を改善させる事で、頭痛や肩・首のコリを解消して、脳に酸素や栄養がしっかりと行き渡るので、脳も体も疲労から解放してくれます。

コーヒーの副作用

 

コーヒーにはうつ病にとって良い事もありますが、副作用もあります。
その代表的な物が交感神経を刺激するという事。
カフェインを取り過ぎると、異常に交感神経が興奮してしまい、不眠や頭痛をひ記憶すこともあり、酷い時には死亡する事もあります。
栄養ドリンクである「モンスターエナジー」を2本飲んだだけでカフェイン中毒になり、14歳のアメリカの女の子が死亡した事件は記憶に新しいですよね。

それ以外にも、

  • 精神障害
  • 心疾患
  • 胃腸障害
  • 慢性疲労

がありますが、うつ病で特に注意したいのは、薬との併用です。
抗うつ剤や安定剤、睡眠薬などとコーヒーを同時に飲むと、薬の作用を強めたり弱めたりすることがあるので、注意が必要です。

うつ病でコーヒーを飲むときのまとめ

うつ病になる以前に予防としてコーヒーを飲む場合は、一日に4杯程度が目安です。
うつ病になってからコーヒーを飲む場合は、寝る前や薬との併用を避け、カフェイン中毒にならない程度に飲みましょう。
疲労感を一時的に解消して、頭をスッキリさせる効果はありますが、長時間続くものではありません。
またカフェインで交感神経を常に刺激し続けると、慢性的な疲労感を感じるようになるので注意が必要です。
リラックスしたい時は、香りだけで効果があるので、アイスコーヒーよりも香りが強いホットコーヒーをゆっくり飲む方が良いでしょう。
また、豆の種類によって、効果が異なるので、好みの香りでリラックス効果が高いコーヒーを煎れるようにしましょうね。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。