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電気けいれん療法を受けるためには、服薬出来なくなる薬があります!

 2017/02/27 電気けいれん療法
この記事は約 5 分で読めます。 114 Views

治療行為の中には組み合わせ次第で副作用を発生させてしまう事もあります。
主に服薬治療方法の中でこの副作用の危険性が危惧されるのですが、中には機械を使った治療と薬を服薬する行為とで何らかの干渉が体内に起こり副作用を発生させてしまうケースもあります。
副作用や利用に関する注意事項が沢山存在している治療法として知られているのが、電気けいれん療法という治療方法です。

電気けいれん療法はコメカミの部分に電極を当てて電気を流す事で治療するという方法で、治療方法が確立された当初は総合失調症の治療法として施工されていたのですが、現代ではうつ病や双極性障害等のような服薬で治療できないような病気の治療を行えるので多くの患者や医師から注目されている治療方法の一つになっています。

電気けいれん療法自体には体に重大な副作用をもたらす可能性はほとんどなく、電気けいれん療法を行う際には患者に麻酔を使い痛みを和らげたり呼吸器系や循環系にトラブルが発生しないように装置を使って管理しながら行うので安全性の高い治療方法としても知られています。

ただし電気けいれん療法は一回で終わる治療方法ではなく、治療対象の症状にもよりますが週二回から三回のペースで多い時だと10回以上電気けいれん療法を使用する可能性もあります。

電気けいれん療法は薬で治療できない患部に干渉して治療を行う事ができるので、非常に有効性の高い治療法ではありますが薬等による治療法と比較してまだまだ効果の仕組みが分からない事もあるので電気けいれん療法を施工するには細心の注意が必要と言えます。
電気けいれん療法は確立された当初はその効き目から年間一千万人もの患者がこの治療方法を受けていると推測されています。

その過程で電気けいれん療法中に使用できない薬の存在が明らかになり、現在では特定の服薬は治療前に廃止するか量を少なくする等して対応しています。

リチウム

まず使用の中止が決定された物がリチウムです。
短期間の精神治療に関して精神安定剤とともに使用される事の多いリチウムは、脳内濃度が上昇する危険性がありリチウム中毒を発症する可能性が高く他の病気を併発させる可能性さえも危惧されたので利用の中止が決定されました。

抗てんかん薬

そして次に中止にされたのが抗てんかん薬です。
これは痙攣によって治療する電気けいれん療法の効果を阻害する可能性が非常に高く、より効果的に体内に電気を送る事が必要なため利用が中止されました。
また有毒域と治療域が近く電気けいれん療法治療中に別の症状が発生する可能性も危惧されているので、同時利用には非常に危険が伴うというのも過去の治療実体験から判明しています。

ベンゾジアゼピン

また同じような理由でベンゾジアゼピンと同系統の物も使用中止が決定されました。
これらの系統はほとんどが沈静作用を齎す物として古くからしられており、痙攣の発生によって治療行為を行う治療には不向きの組み合わせとの見解が発表され使用する前に中止が決定されたとされています。

血流などにある程度干渉してくるタイプの物

そして最近中止が決定された物として挙げられるのがうつ病治療に使う物です。
血流などにある程度干渉してくるタイプの物は治療中に不整脈を起こす可能性が非常に高く、最悪の場合死に至るケースも存在するので分析の結果中止が決定されました。
しかし抗精神病関係の物は治療法との干渉が認められていないため利用を中止する必要はありません。

電気けいれん療法の流れ

以上の事に注意して電気けいれん療法を行うのですが、最初に患者に短時間麻酔を注射して、入眠させます。
そして麻酔の効果が確認されたら筋弛緩剤が注射されその30秒後から1分後くらいから電流を流します。
電流の大きさは筋弛緩剤が注射された1分後に900ミリアンペアでパルス幅が0.25から1.5mseのパルス波電流を1秒から8秒間こめかみから通電します。
こめかみ以外にも前額部等様々な通電ポイントがありますが、担当する医師や病気によって違うので説明を聞いたうえで治療を依頼するようにしてください。

電気けいれん療法が確立された当初は使用する機械の内臓プログラムで電気量をコントロールしていましたが、医療技術の進歩とともに患者個々の体の特性等に合わせて設定が変更できるように改良が加えられており、今ではさらに安全な治療方法として確立されています。

電気けいれん療法は何回か行う必要性がありますが、最初のうちは痙攣していても徐々に体に耐性がついて痙攣しなくなる事もあるため、そういった場合は投与する電気量を多くしなければならないのでその点留意しておきましょう。

治療前も治療後も副作用を発生させる可能性のある治療は行わない様に細心の注意を払って電気けいれん療法が行われますが、一回治療を行うごとに副作用が発生していないかを入念にチェックする必要があり、副作用の発生が確認された場合は即座に治療をやめる必要性があります。

この様に電気けいれん療法は様々な副作用等のリスクを無くしながら行う治療法ですが、従来の電気けいれん療法を実施していて記憶喪失などの副作用が強くでてしまう病院もあります。

サイマトロン治療器での修正型電気けいれん療法は、最新で厚生労働省や日本精神神経学会も推奨しています。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。