1. TOP
  2. うつ病
  3. うつ病の再発防止に必要な事|社会復帰が再燃の引き金になる事も

うつ病の再発防止に必要な事|社会復帰が再燃の引き金になる事も

 2017/04/12 うつ病 認知行動療法
この記事は約 5 分で読めます。 64 Views

うつ病は完治するのは難しい病気で、治ったとしても寛解が限度と言われています。
寛解レベルになると、最低レベルまで落ち込んでいた時よりも考え方がしっかりしてきて、生きるのが楽になります。
生きているのが辛い、死んだ方がマシという考えが少しずつ減っていき、楽しいと感じられる時間が増えます。

しかし、それでも再発する可能性はあります。良くなったと感じて油断していると、あっという間にまた気持ちの落ち込みが起こってしまう可能性があります。
うつ病の再発を防ぐためには、防止策を知っておくことが大切です。
あまり再発のことばかり考えているのは逆効果なので、頭の隅に置いておく程度にしておくといいでしょう。

うつ病は再発(再燃)リスクが高い病気

まず、うつ病は再発する可能性が高いことを知っておきましょう。
うつ病で服薬治療をしていた人が、自己判断でいきなり服薬を中止してしまうと症状が再燃することがあります。
なので、良くなったと感じても通院や服薬を勝手にやめないことが必要です。
もし再発してしまったとしても、うつ病ではよくあることということを知っておけば、気持ちがそれほど落ち込まずに済みます。

心療内科や精神科、カウンセリングなどに通っていた場合は、勝手に行くのをやめないことが大切です。
面倒だから、もう治ったからと考えて勝手にやめてしまわずに、医師の指示に従いましょう。
医師の指示といっても、医師との信頼関係が築けていないと効果が落ちてしまいますから、信頼できる医師にアドバイスしてもらえるように医師選びはしっかり行いましょう。
周りに頼れる人がいるのであれば、周りの人が本人と医師との相性を確認しながら治療を進めていった方が安全です。

うつ病が再発するきっかけ

うつ病が再発するきっかけは、過去と同じ状況になった時が多いです。
同じ状況に立たされてまたうつ病の症状が起きてしまわないようにするには、その時に自分がどう感じたか、どう考えれば防げたのか、何が辛かったのか、などを分析しておくと役立ちます。
自力で考えをまとめるのは難しいでしょうから、医師と話をしながらその時のことを振り返ってみるといいでしょう。
医師はカルテにその時のことを記録しているので、仮に再発した時でもその時の記録を振り返って対策を立てることができます。
できれば自分で改善できたきっかけも覚えておくと、対処しやすくなります。
例えば考え方を変えるようにしたとか、周りの頼れる人に相談したことが改善のきっかけになったならば、同じようにしてみると再発を防げる可能性があります。

社会復帰の時が再発リスクが高くなる

一番注意したいのが、社会復帰です。会社や学校に行けるように病院や専門施設で対応してくれますが、社会復帰を焦りすぎると再発しやすいです。
特に働いている人だと「早く戻らないとお金がなくなってしまう」「会社に見捨てられてしまう」など焦るかもしれません。
経済的な理由で、なんとかして社会復帰しようとする人もいるでしょう。
社会復帰はうつ病の寛解の一つの目安ではありますが、無理に復帰しても心が辛くなって症状が悪化してしまう可能性が高いです。

少し薬で症状が良くなると張り切って復帰する人もいますが、急に環境が変わったことが原因で脳や心、体が変化について行けずに悪い影響が出てしまうこともあります。
躁うつ傾向のある人は特に、そう状態の時はなんでもできるような気分になっています。
このタイミングで社会復帰して自分の力量以上のことに手をつけようとして、結局できなくて落ち込んでうつ病に戻ってしまうことも可能性があります。
そう状態の時は、あまり大きな言動は取らないようにしましょう。
特にビジネス絡みのことは他の人の迷惑になってしまうこともあり、自分自身の立場が危うくなる可能性もあるので注意が必要です。
考え方が崩れてしまうと再発しやすいので、認知をコントロールできる力を身につけてから社会復帰を考えた方がいいでしょう。

認知行動療法などで思考パターンをコントロール

うつの人の思考パターンには傾向があるので、認知行動療法などで病気を起こしやすくしてしまう思考パターンの土台を変えることが大切です。
仮に「仕事が多すぎて終わらない」という時に「やっぱり自分はダメだ」と考えるのではなく「誰かにできないぶんは手伝ってもらおう」などと前向きに考えられるようにしていけるようにすると良いです。
考え方ひとつで気分は変わってくるので、社会復帰を手助けする役に立つでしょう。

体調管理は怠らずに

また、体調管理も大切です。気をつけたいのが不眠です。夜中に何度も目が覚めてしまい、余計な心配ごとが浮かんでしまうということもあります。
「社会復帰したのはいいけれども、ちゃんとやっていけるだろうか」「再発したらどうしよう」など、眠れないとネガティブなことばかり考えてしまいます。
心が疲れるだけではなく、眠れないことで脳や体が疲れてしまうのでうつ病が再発してしまう危険性があります。
この場合は早めに医師に相談して、睡眠薬をもらったり、生活のリズムを整えるなどのアドバイスをもらえるようにしましょう。

\ SNSでシェアしよう! /

うつ病克服コミュニティ【Searapis】公式ブログの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

うつ病克服コミュニティ【Searapis】公式ブログの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。