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うつ病でアルコール依存症が併発する危険。お酒でごまかすのはダメ

 2017/04/28 うつ病
この記事は約 5 分で読めます。 93 Views

嫌なことがあったりストレスを感じると、やる気を失う、落ち込んでふさぎ込んでしまうということは誰にでも起こることです。
しかし、何週間もこのような状態が続く場合には、うつ病を疑ったほうが良いでしょう。

精神的な病として知られているもので、病院で治療を受けなければますます病状が悪化する心配があるからです。

うつ病の原因は完全には解明されてはいないものの、ストレスが限界を超えてしまった時に発症すると言われています。長く我慢し続けると脳内のセロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの情報伝達が鈍くなってしまい、精神状態が不安定になったり、身体的な症状も出てきます。

ストレスとお酒の関係

ストレスと関わってくるものとして、お酒が挙げられます。
実はうつ病とアルコールには密接な関係があり、場合によってはアルコール依存症を併発してしまう危険がありますから、十分に注意しなければなりません。

お酒を飲むと、ストレス解消になるというメリットがあります。
アルコールの作用で酔っ払うことで、飲食が楽しくなったり、友人や同僚との会話が盛り上がるといった魅力を持っています。
しかし、全ての人がアルコールの良い面ばかりを得られるわけではありません。

アルコールの弊害

アルコールには高揚感を持たせる作用以外に、孤独や絶望、ストレスの助長といった悪い面を同時に持ちます。
なかなか寝付けない、食事が美味しくないなどの症状がうつ病ではよく見られますが、お酒を飲むことによって眠れたり、食欲が増すなどの効果が得られます。
しかし、辛い症状を紛らわすためにお酒の力に頼るようになると、いつでもお酒がなければ落ち着かなくなる不安が強まってしまいます。

お酒は一時的に症状を和らげたとしても、うつ病を治すことができません。
それどころか、入眠はしやすくなりますが睡眠の質は下がり、ますますうつ病は悪化してしまいます。
毎回お酒を飲んで紛らわしているうちに、自分の意志ではやめられない、アルコール依存症に陥ってしまうリスクがとても高まってしまいます。

アルコール依存症とは

アルコール依存症には3つの特徴があります。

耐性が出来る
異常な飲酒行動
離脱症状が現れる

です。

耐性が出来る

初めはビール1杯で酔えていたものが、そのうち2杯、3杯と飲まないと酔っぱらわなくなります。
これは体の中にアルコール耐性が出来てしまうからです。

異常な飲酒行動

DVなどお酒を飲むと暴れ出す人は多くいます。
理性がなくなり、お酒を飲む事しか考えられなくなります。
キッチンドランカーや仕事中でも平気でお酒を飲むなど、通常では考えられない程お酒にのめりこんでしまいます。
酔いがさめると、断酒をしようと心に決めても、少しお酒が入ると自分では止められないのが特徴です。

離脱症状が現れる

体内のアルコールがなくなりかけると出てる症状ですが、断酒を続ければ数日で消失します。
早期離脱症状群と後期離脱症状群に分かれます。
早期離脱症状群は飲酒をやめてから数時間で出てきて、手の震え、発汗、不眠、血圧上昇、てんかん様けいれん発作などの症状が出てきます。
後期離脱症状群は、お酒を止めてから2~3日で出現するもので、幻聴、幻覚、不安などの症状が出ます。

アルコールによる薬への影響

また、うつ病では抗うつ剤や抗不安薬などの治療薬を用いますが、アルコールの作用によって、これらの治療薬の効き目を弱めてしまうのも心配な部分です。
治療薬が効かずにうつ病の症状は良くならず、症状を紛らわそうとしてお酒を飲み続け、その量も頻度も増していくと、症状が深刻な状態にまで進んでしまい、最悪の場合には自殺を考えてしまうという悲しい結果に陥るケースも少なくありません。

うつ病になったら禁酒を

この問題を解決するには、とにかくアルコールを飲まないことです。断酒をしなければなりません。
少しでも飲んでしまうと再び依存症が悪化してしまいます。お酒が好きな人にとってはとても辛いことではあるものの、これ以外の解決方法がありませんので、とにかく我慢することが必要です。
我慢するといっても依存症の状態まで陥ってしまうと、既に本人の意志では対処が難しくなっています。

アルコール外来で治療を

家族が止めようとしても難しいため、専門医のもとで依存症の治療を受けるのがおすすめです。
うつ病で病院に通っているのなら、そのお医者さんに悩みを伝えましょう。
本人が病院に向かう意思がなければ、家族が病院に相談に行っても構いません。
症状が深刻になる前に、早めに病院で診断を受け、治療を開始してください。
依存症の人が断酒をすると、離脱症状が発生します。手が震えたり、イライラする、不眠などの辛い症状が出ますが、睡眠薬や抗不安薬で離脱症状を軽減できますから、お医者さんを信頼して治療を続けてください。

アルコール依存症を克服できれば、精神的にとても楽になります。
うつ病の治療にも役立ちますので、諦めずに治療を続けることが肝心です。
カウンセリングを受けられる機関や、福祉支援窓口などにも積極的に頼りましょう。
自分1人や家族だけで解決しようとせず、世の中には治療や支援してくれるところがあることを理解することで、うつ病やアルコール依存症を克服することができるでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。