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漢方薬は軽度のうつ病や、副作用・依存症が気になる人におすすめ

うつ病になると朝から気が滅入ったり落ち込んだりして体が重く感じたり、夜ねむれない、イライラするなどの症状が起こります。
西洋医学による投薬治療を受けてうつ病の改善を目指す方法もありますし、症状が軽ければ漢方薬を使ってアプローチしていく方法も有効です。

主な症状として、落ち込んだ気分が続いたり、今まで楽しんで行ってきたことに急に興味が持てなくなったり、食欲が低下したり、集中力が無くなったりしたら要注意です。
体の状態としては倦怠感が強くなってだるいと感じることが増え、睡眠障害も起こります。
これらが1日のほとんど、またはほぼ毎日2週間以上続いたら日常の生活に支障が出始めます。

うつ病の治療法

うつ病の治療法としては、しっかりと睡眠を取れるようにしたり食事面の内容を改善していくことが大切です。
また、生活習慣が乱れている時もうつ病を発症しやすいので、規則正しい生活に切り替えることも忘れてはいけません。
認知行動療法という行動による治療法が用いられることもあり、抗うつ薬と併用して治療の効果を高めていくのが一般的です。
軽い症状でないうつ病の場合には自殺をしてしまうリスクが高くなりますので西洋薬による治療がメインとなりますが、症状が軽ければ漢方薬での治療でも良くなる可能性があります。

東洋医学でうつ病の症状は【気虚(ききょ)】

東洋医学では、人間は「血」「水」そして「気」が滞る事無く流れていなければ、健康でいられないと考えられています。
うつ病になった時には東洋医学でいうところの気の病変と重なり、気虚はエネルギーが不足した状態のことを指します。
体に現れる異変は、だるくなったり疲れやすくなったり食欲が低下します。
貧血になる人もいるようです。

気虚で処方される漢方薬

気虚の漢方薬には人参や黄耆(おうぎ)、甘草が配合されています。
気滞はエネルギーが上手く循環していない状態を指しており、体の気の流れが滞っています。
体に現れる症状は頭痛や喉の詰まり、お腹の張り、胸やわきの痛みなどがあげられます。
気滞の漢方薬によく含まれているのは、枳実や木香、半夏、厚朴です。

気の異常に対応するような漢方を取り入れながら、中枢機能を調節するようなものもよく使用されます。
うつ病になると、みぞおちから脇にかけて重苦しく張っているような状態になる胸脇苦満がよく起こります。

左右の両方に出るものですが、特に多いのは右側です。
この胸脇苦満がある場合には柴胡(さいこ)の入っている漢方が効くことが多いようです。

焦燥感・不安感には柴胡・芍薬

焦燥感には黄連が、不安感には柴胡や芍薬の配合されたものがよく効くといわれており、個々の症状に合ったものを取り入れることができれば症状を抑えることができます。

脳と精神には黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連配合薬としては、黄連解毒湯が有名です。
これはイライラすることが多く、のぼせの症状が見られる人に効果的です。
血流を改善する作用に優れ、消炎作用や解熱作用も得られます。
気の巡りが悪く、頭重感や腹部膨満感などの症状が伴うケースにも有効であり、比較的体力のある人に使われるタイプです。

胸脇苦満・便秘には柴胡(さいこ)

柴胡配合薬としては、大柴胡湯や柴胡加竜骨牡蛎湯、加味逍遥散、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、加味帰脾湯などがあげられます。
大柴胡湯は代表的なものであり、明らかな胸脇苦満がある時に用いられます。
便秘傾向の人に向いており、炎症を鎮める作用もありますが、肩こりや疲労などの副作用が出ることもあります。

抑うつには柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

柴胡加竜骨牡蛎湯も便秘傾向の人に適しており、不眠や不安、抑うつを伴う場合に用いられます。
のぼせの改善も行え、利尿作用おも得られるタイプです。

不定愁訴には加味逍遥散(かみしょうようさん)

加味逍遥散は体力のない人に向いていて、不定愁訴の多い人に用いられます。

精神神経系には抑肝散(よくかんさん)

抑肝散は悪夢を見ることが多い人や怒りっぽい人に向いていて、幅広い精神神経系の病気に利用されます。

その他うつ病で処方される漢方薬

抑肝散加陳皮半夏は抑うつ気分や胃腸症状の改善に効果があり、加味帰脾湯は貧血傾向、精神不安や健忘、不眠などの精神神経症状、全身の倦怠感を改善したい時に利用されます。

漢方薬を使用したい人は

漢方薬にも副作用は存在しますが、西洋医学で使用される薬より穏やかなものが多いと言えます。
また、ベンゾジアゼピン系のように依存症が気になる人にもおすすめです。
副作用が強くて服薬するのが苦痛な人や、西洋医学の薬を断薬したい人は漢方薬を試してみると良いでしょう。
西洋医学で処方される薬はどこの精神科医も精通していますが、漢方薬の知識に関しては先生によってばらつきがあります。
最近では、漢方薬をメインで処方してくれる心療内科もあるので、一度相談してみると良いですよ。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。