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うつ病を音楽で治療する。α波・Θ波が奏でる音楽の効果とおすすめ

うつ病 睡眠
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no music no life

辛いことがある度に、自分の好きな曲を聴いて励まされたり、心を救われたりした経験は誰もが持っていることでしょう。

しかし、冷静に考えてみるとこれは不思議な現象です。ストレス社会の代償ともいえるうつ病は、今や病気としてしっかりと認識されていて、治療薬も多数開発されています。薬が身体に何かしらの影響を与えることは理解ができます。

ところが、音楽というのは実態がありません。空間を揺るがすただの振動でしかないわけです。そうであるにも関わらず、どうしてこんなにも絶大な効果をもたらすのでしょうか。

そのメカニズムを解明していくと、うつ病との関係性とその効果も見えてきます。

音楽と人類の歴史

スマホで音楽を聴く

まず音楽と人の歴史を紐解いていきましょう。現代のように楽器のない時代から、人々は道具を使って音を鳴らしてきました。

新しい情報があまり入ってこない、ジャングル奥地の民族でも、独自の音を鳴らして儀式などを行っています。

つまり音を奏でるというのは人間の本能に根ざした行為と考えられます。とくに、昔や少数民族の住む集落のように、都会に比べて娯楽がない環境では、音を奏でることが人々の楽しみのひとつで、今で言うところのストレス解消の方法となっているわけです。

音楽が人の心に与える影響というのも、明白です。

音楽が単独で成り立つ場合もありますが、たとえば映画などでシーンに合わせてその臨場感を高めるために、挿入されたりします。

現実の世界では常に自分の置かれている状況に合わせて音楽が鳴るようなことはありません。

しかし、仮想現実である映画を見て、そこに流れている音楽に違和感を抱く人はいません。むしろ、音楽が流れない方が不思議に思うことでしょう。

これは音楽が感情移入のツールになっていることを表します。

うつ病は少し極端な話になりますが、感情の問題であると説明することができます。

音楽が感情移入のツールであるならば、方法次第でうつ病の改善に役立つことができるというわけです。
実際にこの効果を利用して、テロ対策を行おうとした専門家もいます。

人の気分の高揚を抑えるような楽曲を制作し、空港や公共施設などで使用するという試みです。

実践で使われたどうかは定かではありませんが、この研究の過程で、逆に気分を興奮状態にさせる楽曲が仕上がりました。

これをうつ病患者に聞かせてみると、落ち込んでやる気を失っていた状態が徐々に改善し、活動的になっていったというわけです。

このように音楽そのものがすべて素晴らしいというわけではありません。

実は悪用しようと思えばそれも可能です。たとえば、オカルトの宗教などで信者を洗脳しようとする場合に必ず音楽は使われます。

この時に使われるのは聴き心地の良いものではありません。むしろ、恐怖心を呼び起こすようなおぞましい不協和音を聴かせます。なぜならば、人をコントロールする場合、恐怖を与えることが最も効果的だからです。

そのおぞましい曲を聴かせながら、常識では信じられないような教えを説いていくと、いつの間にか信者はその内容を信じてしまうことになります。逆らう恐怖の方が勝ってしまうからです。

これは音楽の良くない使い方ですが、これを良い方に利用すれば、うつ病も改善できるというわけです。人をコントロールできるほどの力を持っているわけですから、適切に使えば薬を服用するより効果的かもしれません。

うつ病改善が期待できる音楽の種類

実際にうつ病に使われる療法には2種類が存在します。受動的か能動的かの違いです。

α波を放つ音楽

脳波の種類 周波数帯域 特徴
β(ベータ)波 14Hz〜
  • 日常生活時(脳に視覚や聴覚、触覚などの刺激がある状態)
  • ストレスを感じている時、緊張状態
α(アルファ)波 8〜14Hz
  • リラックスして心身とも落ち着いている状態
  • 何かに没頭、集中している時
θ(シータ)波 4〜8Hz
  • 眠る直前のうつらうつらした、まどろんでいる状態
  • 禅や瞑想、チャネリング時
  • 体外離脱時
δ(デルタ)波 1〜3Hz
  • 熟睡時
  • ほぼ無意識な状態

受動的というのは脳に良い音楽を聴くことで、うつ病の症状を改善させる療法です。

ただ聴き心地の良い曲を聴くだけでなく、音の周波数を調整し、脳に良いとされるα波を放つものもあります。

α波(アルファは)は「脳波」の一種で、睡眠の質を向上させて、記憶力や集中力をアップさせる効果があります。

精神を統一させ、一種の瞑想のような状態を引き起こします。自律神経を整えるのに効果的と考えられています。

一般的にα波を放つ音楽は、「癒し音楽」と呼ばれていて、自然の音を奏でるタイプのものになります。

CDで販売されていますが、YouTubeやアプリなどで無料で入手する事が出来ます。

α波を放つおすすめの音楽

 癒し音楽×幻想的な究極の癒し 【α波】

α波が出る典型的な音楽です。個人的にはこの手の音楽はうつ病が酷い時には聞けませんでしたが、人気の音楽です。

 寝る前に聴く曲【α波】で本当に疲れが取れる熟睡モードへ

私の場合、うつ病の症状が酷い時には音がもの凄く耳障りでしたが、この音楽は聴いていてリラックス出来ました。

【α波 睡眠 BGM】薬不要 疲労回復 ストレス解消 リラックス音楽

静かな音楽で、物悲しい楽曲ですが、心が落ち着く感じがします。

【α波 疲労回復 睡眠用BGM 3分ほどで疲れた心身をリラックス

聞いていて元気が出てくる音楽です。単調なリズムですが、聞きやすいと思います。心身が疲れた時に聞くと良いですよ。

眠る直前の周波数【Θ波】

普段リラックスする時にはα波がおすすめですが、睡眠前に聴く音楽はΘ波の方がより熟睡する事が出来ると言われています。

私も個人的には、α波よりもΘ派の方が脳がリラックスして、聞いていても変にイライラしません。

周波数の表にあるように、通常の状態では脳はβ波になっていますが、リラックスして眠くなるにつれて、α波、そしてΘ波に変わっていきます。

Θ波の特徴としては、α波よりもより自然の音に近くなっています。

うつ病では音自体に拒否反応を示す事が多いですが、Θ波まで周波数が下がるとそう言ったイライラした感覚はなくなってきます。

Θ波のおすすめの音楽

【Θ波】きれいな音楽で癒し【α波】

落ち着いたピアノの演奏に、鳥の鳴き声や虫の鳴き声が聞こえてきます。

Θ波の中でもα波に近い音源になっているようです。

 【Θ波】幻想的な音楽でぐっすり眠る【快眠】

こちらもピアノの音でリラックス効果を出しています。バックでは水のせせらぎの音が心地よいリズムになっています。

能動的音楽療法

一方、能動的音楽療法というのは、自ら歌ったり、楽器を奏でたりする方法です。

人間というのは不思議なもので、普通にセリフとして伝える言葉としては恥ずかしくなるようなことでも、楽曲に合わせれば歌えるという習性があります。

普段「愛しているよ」という言葉を赤面して言えないような人でも、カラオケでラブソングとしてなら歌えるわけです。

言葉を発することは、そのワードが持つ意味を同時に自分に言い聞かせることにもなります。

うつ病になってしまった人に前向きな言葉を発するように言っても、なかなかハードルが高い場合があります。これが、歌としてならば発することができるというわけです。

能動的音楽療法は比較的軽度のうつ病の人に改善の効果が期待出来ます。

ある程度重症化してしまったうつ病患者は、自分で動いたりする事も出来ないので難しいかもしれません。

能動的音楽療法では、基本的にどんな楽器の演奏でも良いですし、どんな歌を歌っても構いません。

ご自身が好きなジャンルの歌や楽器を奏でる事で、ストレスの発散にもなりますし、心地よい音楽を聴くことも改善に繋がります。

音楽は副作用の心配がありません。最も健全で効果的なうつ病の治療方法といっても過言ではないでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。