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「死にたい・・・」うつ病が自殺をするサインと正しい接し方

 2017/04/30 うつ病
この記事は約 5 分で読めます。 592 Views

現代社会ではストレスを溜め込んでいる人も多く、うつ病になる人も決して少なくありません。
例えば何か嫌なことや辛いことがあったとき、もう消えてしまいたいと考えた経験のある人もいるのではないでしょうか。
しかし、例えこういった考えが頭をよぎったとしても、すぐに気分を切り替えたり、現実的な判断をして問題解決へと動きだす人がほとんどのはずです。
ですが、うつ病の人の場合、こういった合理的な判断をすることができません。
うつ病の苦しみにより心が限界を迎えた人は、最終的にもう死ぬしかないといった考えに至るまで、自分を追い詰めてしまうことが多いのです。

うつ病を自殺に追い込む希死念慮とは

通常、自殺をしたいと思う時は何らかの理由があります。
「癌になって、もう生きられる可能性が低い」
「仕事が苦痛で、早く楽になりたい」
「離婚をして子供とも会う事が出来ない」
と言った具合に、死にたい理由が明確な時には希死念慮とは言わず、自殺願望と言います。
一方、うつ病になると理由もなく死を選択したい衝動に駆られることがあります。
脳内神経伝達物質のセロトニンが大きく関与していると言われていますが、特に回復期のうつ病患者にこの希死念慮が強く出ると言われています。
急性期では自殺をするだけのエネルギーがないですが、ある程度回復してきた回復期ではそのエネルギーがあるのと、たびたび訪れるぶり返しにより精神が不安定になる事で希死念慮が出てきます。

うつ病による自殺者数

そして実はうつ病と自殺には深い関係があり、自殺者のおよそ40%以上がうつ病であったという報告が警察庁の統計で明らかになっています。
そのため、たかがうつ病と侮らず、うつ病は死に関わる問題と捉えて、周囲の人全員で本人をサポートすることが大切です。

うつ病患者の自殺をするサイン

では、具体的にどうすれば良いかというと、実は自殺を考えている人は必ず何かしらのサインを出しています。
うつ病の人の自殺を防ぐためには、周りの人が本人が出しているサインに気付いてあげること、正しい対応を行うことが重要になってきます。

具体的な自殺のサインとして、

  • 自分を卑下する
  • 朝の調子が優れない
  • 体調がずっと悪い
  • 夜眠れない日々が続く
  • 急にギャンブルをするなど金遣いが荒くなる
  • 一人で部屋に引きこもる
  • 会社を無断欠勤する
  • 食欲が低下して体重が減少する
  • 大切なものを急に捨てたり身の回りのものを整理すること

などが挙げられます。
もし本人がひどく落ち込んでおり、このような行動をするようになったのなら、これは立派なサインです。

自殺のサインを見た時の対処法

このようなサインが見られたら、まずは本人を注意深く見守るようにすることが必要です。
さらに本人と直接話をする機会があったときは、本人の話を決して否定せず、ゆっくりと話を聞いてあげましょう。
そして出来る限り早く医療機関を受診させるようにすることが大切です。

本人から自殺をしたいと打ち明けられる事も

さらに、うつ病を患った本人から、自分がうつ病であることや、自殺願望があることなどを打ち明けられることもあります。
いきなりこのような話をされるとびっくりするかもしれませんが、その際は絶対に本人を突き放したりしないことが大切です。

うつ病を患った人がその事を他人に打ち明けることはとても勇気がいることです。
さらに打ち明けることによって、本人は周囲の人に助けを望んでいる可能性が高いです。

しかし、勇気を出して打ち明けたのに、

  • 自殺なんかしちゃいけない
  • 生きたくても生きられない人がいるんだよ
  • 絶対にそんな言葉を言っちゃダメ
  • 辛いのはあなただけじゃないんだよ

と言った感じで否定されてしまったり、軽く捉えられてしまうと、その人はもう自分の悩みを周囲の人に話せなくなってしまいます。
そして自分ひとりで抱え込み続けた結果、自殺と言う最悪の結果になることも多いのです。

うつ病は自殺をします!

世間一般的には、「死ぬと言っている人は死なない」と言われますが、うつ病患者には当てはまりません。
うつ病の人が「死にたい」と言っている時はかなりの危険信号だと思って下さい。

うつ病は周囲の人のサポートと、しかるべき医療機関を受診することによって、症状が回復することも十分にあり得ます。
しかし、実は回復しかけた頃が一番危ないとも言われています。
回復したと思って急に元の生活ペースに戻ると、思いのほか生活が上手くいかず、深い絶望感に襲われることもあるのです。
そのため、回復したと思っても決して焦らず、ゆっくりと元の生活ペースに戻っていくことが大切です。

もし本人が早く元の生活に戻りたいと意欲を示しても、ゆっくり戻っていこうと優しく諭してあげることも良いかもしれません。
さらに、本人の勤め先がある場合は、就業時間や人間関係などが休職前よりも出来る限り配慮されるよう、復帰前に家族と職場とで十分な話し合いをしておくことも大切です。
うつ病になった人全てが死を考えるわけではありません。しかし、本人が発するさまざまなサインを見逃した結果、段階を踏んで最悪の結果に繋がってしまうことは十分にあり得ます。
うつ病は適切な治療を受けることで必ず改善します。
大切なことは決して焦らず、本人を優しく見守り、サポートすることです。

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ライター紹介 ライター一覧

辻田 哲

電気けいれん療法コミュニティ【Serapis】会長。自身もうつ病と6年間戦い、最終的に電気けいれん療法で人生を取り戻した。
Serapisでは副作用のリスクの少ない電気けいれん療法を実施している病院選びのポイント、障害年金2級の受給ポイント、再発をさせない働き方、あなたにも出来るアフィリエイトを紹介している。
現在は精神障害者として人事を担当する傍ら、副業のアフィリエイトで月に約50万円の収入を得ている。
コミュニティで紹介している【ゴール逆算型障害年金2級ポイント】は特に参加者からの人気が高い。